ゴ・ジャラジ・ダの人間態を演じたのは、実力派俳優であり声優としても名高い小原雅人氏です。当時の特撮作品としては異例とも言える、知的で冷淡な若者像を見事に体現しました。
白いブレザーに身を包み、知的な銀縁メガネをかけた端正な容姿でありながら、その瞳の奥には人間の命を一切意に介さない狂気が宿っていました。感情を荒らげることなく、淡々と獲物を追い詰めていく冷酷な佇まいは、怪人態の異形さ以上に視聴者へ強烈な恐怖を植え付けました。小原氏の卓越した演技力があったからこそ、ジャラジの悪辣さと五代の怒りがより一層際立つ結果となったのです。