Q1:甘夏と夏みかんはどうやって見分ければ良いですか?
A1:外見は非常に酷似していますが、表面の油胞(皮のブツブツ)のきめ細かさで見分けられます。一般的に甘夏の方が皮の凹凸がやや滑らかで、全体的に黄色みが明るい傾向があります。また、同じ時期(3〜4月)に店頭に並んでいる場合、そのまま食べて強い酸味の中に甘みを感じられるものが甘夏です。
Q2:マーマレードやピールを作る際、苦味をしっかり取るには何回茹でこぼせばいいですか?
A2:最低でも「3回」の茹でこぼしが基本です。皮を水から沸騰させて2〜3分煮たらザルに上げ、流水で洗って新しい水に変える工程を3回繰り返します。苦味に敏感な方や子ども向けに作る場合は、下茹で前に皮の内側の白いワタをスプーンで薄く削ぎ落とし、一晩水にさらしておくと苦味が劇的に抜けます。
Q3:薄皮ごと食べることはできますか?消化に悪くありませんか?
A3:温州みかんと異なり、甘夏の薄皮(じょうのう)はセルロースやペクチンなどの不溶性食物繊維が非常に強固で厚いため、そのまま食べると口の中に繊維が残り、胃腸の弱い方は消化不良を起こす可能性があります。果肉の食感を純粋に楽しむためにも、薄皮は剥いて食べるのが基本です。
Q4:冷凍した甘夏果肉を解凍するとベチャベチャになります。どうすればいいですか?
A4:柑橘類の果肉は完全解凍すると細胞壁が壊れて水分(ドリップ)が抜け、食感が損なわれます。全解凍せず、常温で5〜10分ほど置いた「半解凍(フローズン状態)」でシャーベットとして食べるか、凍ったまま炭酸水やお酒に氷代わりとして投入するのが最も美味しい味わい方です。