映画版『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズは、スピンオフや前日譚が存在しないため、劇場公開された順番通りに鑑賞するのが最も分かりやすく、物語の時系列とも完全に一致します。 まずは全2作のタイトルと基本データ、ストーリーラインを整理しておきましょう。
第1作:『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(2010年)
監督を務めたのは、『ホーム・アローン』や『ハリー・ポッターと賢者の石』『ハリー・ポッターと秘密の部屋』で世界的大ヒットを飛ばしたクリス・コロンバスです。ごく普通の高校生として暮らしていた少年パーシー・ジャクソンが、ある日突然、全能の神ゼウスの「最強の稲妻」を盗んだ容疑をかけられるところから物語は幕を開けます。
自身が海の神ポセイドンの息子である事実を知らされたパーシーは、半身半馬の訓練所長ケイロン(演:ピアース・ブロスナン)や知恵の女神アテナの娘アナベス、守護者のサテュロスであるグローバーらとともに、無実の証明と母の救出を目指してアメリカ横断の危険な旅へ出発します。ギリシャ神話の神々がラスベガスやエンパイア・ステート・ビルに潜んでいるという斬新な世界観と、小気味よい現代風アクションが見どころです。
第2作:『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海』(2013年)
監督がトール・フロイデンタールへと交代した続編。デミゴッドの若者たちが身を寄せる聖域「ハーフ訓練所」を守る結界の巨木が、何者かの毒によって枯死の危機に瀕します。訓練所を救う唯一の手段は、バミューダ・トライアングルにあるとされる伝説の「金の羊毛」を手に入れることでした。
パーシーは、新たに現れたサイクロプスの異母弟タイソン、アナベス、グローバーとともに、危険に満ちた「魔の海」へと乗り出します。しかしその裏では、かつて神々に封印された邪悪な巨神祖クロノスを復活させようとする裏切り者ルークの陰謀が急速に進行していました。神話生物たちとのド派手なバトルや兄弟の絆が描かれた痛快な冒険活劇です。
映画版の配信状況はディズニープラスが独占見放題
2026年現在、映画版『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シリーズ全2作を定額見放題(SVOD)で視聴できる主要プラットフォームはディズニープラス(Disney+)です。配給元だった20世紀フォックスがディズニー傘下となったため、後述するリブート版ドラマシリーズと並んで、いつでも高画質で一気見できる環境が整っています。