ネット検索で「小室圭 身長」と打ち込むと、サジェストの上位に「実際 何cm」「サバ読み」といったセンシティブな語句が並びます。そもそも、なぜ一般人である彼の身長に対してサバ読み疑惑が浮上したのでしょうか。その発端を整理するには、小室圭の経歴とプロフィールの特殊性を振り返る必要があります。
小室氏は国際基督教大学(ICU)在学中の2010年、神奈川県藤沢市の観光親善大使である「湘南江の島 海の王子」に選出されました。このオーディション時には応募要件として身長制限などは設けられておらず、主催者側から公式な身長数値がプレスリリース等で公表された記録もありません。また、その後のメガバンク勤務や一橋大学大学院、米フォーダム大学ロースクールへの留学、そして米法律事務所就職に至るまで、公式な身体測定値が公開された履歴は一切存在しないのが実態です。
それにもかかわらず疑惑が膨らんだ背景には、婚約内定が報じられた2017年前後にネット掲示板や一部の週刊誌速報ベースで「高身長のイケメン」「身長172cm〜175cmほど」といった根拠の希薄な情報が無批判に拡散された経緯があります。その後にテレビ中継された会見や路上での歩行映像を目にした視聴者の一部が、「175cmもあるようには見えない」「思ったより小柄ではないか」と反応したことで、「実長を偽っているのではないか」というサバ読みの噂へと飛躍していったのです。つまり、本人が数値を詐称したのではなく、メディアやネット言説が勝手に作り上げた虚像との乖離が疑惑の本質でした。