名作の歴史を振り返る上で欠かせないのが、シリーズの生みの親である村山吉隆氏と、心揺さぶるキャラクターデザインを手掛けた河野純子氏の存在だ。両名が作り上げた初期作品の世界は、単なる勧善懲悪にとどまらない複雑な政治的葛藤や、国家と個人の運命を描き出し、当時のゲームファンに強烈な衝撃を与えた。
紋章を巡る宿命、絆と裏切り、そして非情な歴史の波に呑まれながらも抗う主人公たちの姿。二人が植えつけた独創的な世界観と美学は、今なお色褪せることがない。新たなアプリ版においても、その重厚なシナリオスピリットが引き継がれるかどうかが、作品の真価を左右するだろう。