「freee」や「マネーフォワード クラウド」などのクラウド会計ソフトが広く浸透した現在、青色申告会とソフトのどちらを選ぶべきか迷うケースが後を絶ちません。結論から言えば、これらは二者択一ではなく組み合わせて活用することで最大の真価を発揮します。
クラウドソフトは銀行口座やクレジットカードの明細を自動連携し、仕訳を半自動化する強力な武器です。しかし、「この支出は按分すべきか」「売上の計上時期はいつが正しいか」といった税務判断そのものをソフトが肩代わりしてくれるわけではありません。初期設定や判断に迷った部分を青色申告会の窓口で質問し、日々のデータ入力はクラウドソフトで効率化するというハイブリッド運用が合理的です。
パソコンの基本操作や簿記の仕訳ルールに強い苦手意識がある方なら、青色申告会が推奨する専用ソフトや対面指導に頼る価値が十分にあります。逆に、ネットリサーチが得意で簿記3級程度の知識があれば、ソフト単体で青色申告特別控除の65万円(e-Tax利用)を自力で完結させることも難しくありません。