朝日大学の中核を担うのが朝日大学歯学部です。私立歯科大学を取り巻く環境は、18歳人口の減少と歯科医師過剰問題を受けた国家試験の難化により、全国的に厳しいスクリーニングが敷かれています。
入試偏差値は河合塾などの主要模試で37.5〜40.0前後(ボーダーフリーを含む区分あり)で推移しており、筆記試験単体の学力ハードルは医学部に比べて決して高くありません。しかし、歯科関係者が口を揃えて指摘するのは「入試難易度と国家試験合格の難易度は完全に別物」という現実です。
学費に関しては、6年間総額で約2,800万円を要します。私立医科大学(2,000万〜4,500万円超)と比較すれば抑えられているものの、一般家庭にとって巨額の投資であることに変わりはありません。
厚生労働省が公表する近年の歯科医師国家試験結果を見ると、朝日大学歯学部の新卒合格率は70%台後半から80%前後を記録する年が多く、全国の私立歯科大学の中でも健闘しています。しかし、その数字の裏側には「基準に満たない学生は卒業させない」という厳格な卒業判定試験が存在します。入学後も毎週末のテストや実習レポートに追われる過密なカリキュラムが組まれており、甘い見通しで入学した学生が進級の壁に直面する構造が、ネット上の切実な声へと繋がっています。