後悔の念を抱く利用者が最もつまずいているのが、退会手続きを巡るルールです。契約書面や公式Webサイトの細則を読み込まずに入会してしまうと、思わぬ出費を強いられることになります。トラブルを未然に防ぐために、以下の3つの防衛ラインを必ず頭に叩き込んでおく必要があります。
第1に、「在籍拘束期間」と「解約違約金」の計算式です。入会キャンペーン(入会金無料、初月・次月会費割引など)を適用して契約した場合、多くは6カ月〜1年間の継続在籍が義務付けられます。この期間内に自己都合で退会する場合、通常料金との差額分や、あらかじめ定められたペナルティ違約金(概ね数千円から1万円超)の支払いが必須となります。「数カ月だけ試して合わなければすぐ辞めよう」という安易な動機でのキャンペーン適用は厳禁です。
第2に、退会手続きの締日と物理的な制限です。ワールドプラスジムでは、退会希望月の前月または当月の所定日(例:毎月15日など、店舗規約により規定)までに、所属店舗のフロントへ本人が直接出向いて書面手続きを行う必要があります。電話やメール、会員マイページからのワンクリック解約には対応していない店舗がほとんどです。スタッフ不在の深夜帯やノースタッフデーには手続きが受理されないため、締め日直前に駆け込んでも翌月会費が発生してしまうケースが散見されます。
第3に、引っ越しに伴う移籍の扱いです。転居先に系列店舗がない場合でも、在籍義務期間が残っていれば違約金免除の対象外となることがあります。入会前には「今後1年間、通い続けられる生活環境にあるか」を自問自答しなければなりません。