長年かけ続けたストレートパーマを断ち切り、縮毛矯正なしショートカットに踏み切る際、カウンセリングでの伝え方が仕上がりの8割を決定づけます。SNSに溢れる「アイロンで綺麗にセットされたモデル写真」をそのまま見せるだけでは、サロンワークでの再現は極めて困難です。
現場のプロが推奨する天パショート失敗しないオーダーの真相は、以下の3原則に集約されます。
第1に、「普段スタイリングにかけられるリアルな時間」を嘘偽りなく伝えることです。朝に髪を濡らしてジェルを揉み込めるのか、それとも手ぐしだけで出かけたいのかによって、設定すべき髪の長さと段差(レイヤー)の設計は180度変わります。
第2に、「すきバサミの多用を避けてほしい」という明確な意思表示です。束感を残すスライドカットやレザーカットで間引きを行い、毛先に厚みを残すことがウェーブの美しさを保つ防壁になります。
第3に、そもそもくせ毛カット得意な美容室を慎重に選ぶことです。見極めの基準は、事前のカウンセリングで「濡れた状態」だけでなく「乾いた自然状態の生えグセや収縮率(乾くと何センチ縮むか)」を指先で丁寧に確認してくれるかどうかにあります。縮毛矯正を機械的に勧めてこないサロンこそ、あなたの本来の毛流れを活かす最適なパートナーとなります。