ギャル曽根の素顔にまつわるエピソードの中で、最も世間を驚かせたのが海外ロケ時の空港入国審査トラブルです。バラエティ番組の特番などで本人が詳細を明かしているこの事件は、単なる笑い話にとどまらず、彼女のメイク技術の凄まじさを証明する象徴的な出来事となっています。
事件の発端は、長時間のフライトに備えて機内でメイクを完全に落とし、リラックスした「完全すっぴん」の状態で入国審査場へ向かったことでした。当時のパスポートに貼られていた証明写真は、ばっちりアイラインを引いてつけまつ毛を装着したフル装備のギャルメイク状態の写真。審査ブースの担当官は、パスポート写真と目の前に立つ彼女の顔を何度も見比べ、険しい表情で首を横に振ったといいます。
「This is not you(これはあなたではない)」
入国審査官から偽造パスポートの使用を疑われ、そのまま別室(インスペクションルーム)へ連行され約3時間にわたる取り調べを受ける事態に発展しました。番組スタッフが必死に「彼女は日本の有名なタレントで、大食い番組の出演者だ」と説明しても審査官の疑念は晴れませんでした。最終的に、持参していたメイク道具を広げてその場でアイメイクを半分再現して見せたことで、劇的なビフォーアフターに審査官たちが大爆笑し、ようやく同一人物と認められて解放されたという経緯があります。
この一件以降、ギャル曽根は「海外渡航時のパスポート写真はナチュラルメイクで撮影するか、入国審査を終えるまでメイクを落とさない」という鉄則を設けたと語っています。