おんたき茶屋で一息ついた後は、さらに上流へと足を伸ばすハイキングが定番となっています。茶屋の脇を通り抜けて石段を登ると、神戸の街並みと大阪湾を一望できる「みはらし展望台」に到達します。
展望台からさらに木漏れ日の小径を15分ほど歩くと見えてくるのが、静寂な水面を湛える布引貯水池(布引五本松ダム)です。明治33年(1900年)に完成した日本最古の重力式コンクリートダムであり、国の重要文化財にも指定されています。
春の新緑や秋の鮮やかな紅葉が水面に映り込む布引貯水池周辺は、四季ごとの景観美が見事です。おんたき茶屋を起点としたこの周遊ルートは、神戸の豊かな自然と近代化の歴史をコンパクトに巡る半日ウォーキングとして広く親しまれています。