UTme!の利用を検討するにあたり、WEB上のコミュニティやSNSで頻繁に散見される「2大トラブル」が、プリント用Tシャツの持ち込み可否と仕上がり時の画質劣化問題です。
まず誤解してはならないのが、「店頭で購入した通常のユニクロTシャツや私物を持ち込んでプリントしてもらえるか」という点です。結論として、ユニクロTシャツのプリント持ち込みは一切不可となっています。UTme!のプリント工程では、専用プリンターのヘッド高さやインク定着用の前処理剤との相性をミリ単位で事前調整した「UTme!専用ブランクボディ」のみを使用しています。通常売り場に並んでいる商品とは管理ラインが異なるため、どれほど新品であっても持ち込み生地への加工は受け付けられません。
もう一つの盲点は、ユニクロUTme!における画質の注意点です。「アプリの画面上では綺麗に見えていたのに、実物が届いたら画像が粗くぼやけていた」という口コミが見受けられます。これは、スマートフォンディスプレイの高解像度表示(Retina等)に起因する錯覚です。実際のプリント領域(最大約30cm×40cm)に対して、元画像のピクセル解像度が不足していると、布地に引き伸ばされた際にドットの粗さが顕著に現れます。
高精細な仕上がりを実現するためには、推奨解像度(200〜300dpi以上)の画像データを用意することが鉄則です。また、黒や濃色のTシャツにプリントする場合、下地として白いインクを吹き付ける「白引き」が行われるため、輪郭処理が甘い切り抜き画像を使用すると意図しない白いフチが浮き出てしまうリスクがあります。背景を透過させたPNG形式でデータを作成し、境界線を滑らかに整えておくことがプロ級の仕上がりを得る秘訣です。