ネット上で氾濫する「履くだけでお尻が小さくなるガードル」や「激しい有酸素運動だけでヒップ痩せ」といった情報は、解剖学的な見地から見ると重大な落とし穴を抱えています。
着圧アイテムは一時的な引き締めには効果的ですが、常用すると骨盤底筋や臀筋群の自発的な筋活動を妨げ、外した際によりたるみを加速させるリスクがあります。また、長時間のランニングなどの有酸素運動のみを行うと、脂肪と一緒に筋肉まで分解され、お尻が平たく垂れ下がる「スキニーファット(隠れ肥満)」に陥りがちです。ボリュームを減らすことと、美しい形を保つことは全く別のアプローチであることを理解しなければなりません。