当帰芍薬散で太る副作用の真相|むくみ改善漢方で体重増加する理由

当帰芍薬散で太る副作用の真相|むくみ改善漢方で体重増加する理由

当帰芍薬散で太る副作用の真相|むくみ改善漢方で体重増加する理由の全貌を詳しく解説してご紹介します。

女性の体質改善やダイエット目的で頻繁に取り沙汰される三大漢方薬が「当帰芍薬散」「加味逍遙散」「防風通聖散」です。自身の体質(証)に合わない漢方を選んでしまうことこそが、痩せない・太るといったミスマッチの最大の元凶となります。

漢方処方名適した体質・主な効能体重・肥満へのアプローチ編集部の見解・選び方の指標当帰芍薬散
(ツムラ23番など)体力虚弱、冷え症、貧血傾向、月経不順、むくみ余分な水分の排出(水太り解消・血行促進)色白で華奢、冷えと浮腫が強い女性に最適。脂肪燃焼薬ではない点に留意。加味逍遙散
(ツムラ24番など)体力中等度以下、のぼせ、イライラ、不眠、PMS自律神経調整によるストレス過食の抑制当帰芍薬散と加味逍遙散の違いは精神症状の有無。ストレス太りタイプに向く。防風通聖散
(ツムラ62番など)体力充実、太鼓腹、便秘がち、のぼせ、脂質代謝異常便通促進・発汗・直接的な皮下脂肪燃焼がっちり体型・過食タイプ向け。虚弱な人が飲むと激しい下痢や衰弱を招く。

ネット上では「当帰芍薬散でむくみを取り、防風通聖散で脂肪を燃やす」といった当帰芍薬散と防風通聖散の併用を推奨する非公式な情報が見受けられますが、これには極めて慎重であるべきです。当帰芍薬散は「虚証(体力が低下している状態)」向け、防風通聖散は「実証(体力が充実している状態)」向けと、適応する体質が正反対に設計されています。自己判断で両者を併用すると、生薬の重複(当帰や芍薬など)による過剰摂取リスクや、激しい腹痛・消化不良を引き起こす危険性があります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。