Q1:羽生善治九段の「通算100期」の可能性はまだ残されていますか?
A1:可能性は十分にあります。羽生九段は50代を迎えた現在もトップ棋士が集うA級順位戦や各棋戦の挑決トーナメントで上位に進出しており、王将戦七番勝負で藤井王将に挑むなど、今なおタイトル挑戦圏内に位置しています。あと1期を獲得すれば、人類史上初の「通算100期」という空前絶後の大記録が完成します。
Q2:藤井聡太竜王・名人は、歴代1位の羽生九段を何年で超えられますか?
A2:現在の年間4〜6期前後のペースを防衛・奪還し続けた場合、2030年代前半(藤井棋士が30歳前後)に通算99期に到達する試算が成り立ちます。ただし、同世代の伊藤匠九段や若手強豪棋士の台頭による包囲網の激化、持ち時間の違いによる負担など、乗り越えるべきハードルは無数に存在します。
Q3:将棋界で「タイトルを1期獲得する」とは、どれほど難しいことですか?
A3:現在、日本将棋連盟に所属する現役プロ棋士は約170名存在しますが、生涯でタイトルを一度でも獲得できる棋士は全体の数パーセントに過ぎません。プロ入り(四段昇段)自体が全国の精鋭の中の極一握りであり、その頂点に立つタイトルホルダーは、まさに選ばれし最高峰の頭脳集団です。