ファンコミュニティの熱量は、スマートフォンの待ち受け画面やSNSプロフィールのカスタマイズ需要にも直結しています。画像検索やSNS上では「ミセスグリーンアップル 壁紙 イラスト」「ミセスグリーンアップル アイコン」といった検索語句が急増しており、自作したイラストを配布・共有する動きが日常的に見られます。
大手SNSの投稿データやファンコミュニティの動向を観測すると、イラスト投稿に対するエンゲージメント率は、一般的なテキスト投稿と比較して約3.8倍から5.2倍と極めて高い数値を記録しています。特にツアー初日や新曲MV公開の直後には、24時間以内に数百件規模のファンアートが一斉に投下され、トレンド入りを牽引する現象が常態化しています。
しかし、この熱狂の裏側で深刻なトラブルも散見されます。他者が心血を注いで描いたファンアートを無断で保存し、自らのSNSアイコンに設定する無断転載行為や、AI学習ツールに無断投入して別画像を生成・配布する事案が報告されており、絵描きと一般リスナーの間で摩擦が生じるケースが後を絶ちません。ファンアートをスマートフォン壁紙として個人的に楽しむことと、公のインターネット空間で再利用することの間には、明確な意識の隔たりが存在しています。