「名城高校 炎上」というキーワードを追う上で、絶対に看過できない決定的な盲点が存在します。それは、ネット上の「炎上騒動(バズ・炎上)」と、過去に同校で発生した「物理的な体育館火災事故」が検索上で複雑に混同されているという事実です。
中日新聞をはじめとする大手報道各社の記録によると、名古屋市中村区の名城大学付属高校では、体育館から出火する大規模な火災事故が発生しました。午後8時頃の出火当時、部活動は終了しており幸いにも死傷者は出なかったものの、体操競技部をはじめとする強豪運動部の練習拠点が全焼するという深刻な被害に見舞われました。
この火災発生時、ネット掲示板やSNS上では「顧問のタバコの不始末ではないか」「直前に掲示物が燃やされていたから放火ではないか」といった無根拠なデマや悪質な憶測が飛び交いました。結果として、「火災事故に伴うネット上の憶測」と「生徒のSNS動画流出問題」という別個の事象が同じ「炎上」という言葉で結びつき、実態以上にネガティブな印象が固定化されてしまったのです。