衆院赤坂宿舎の家賃はなぜ格安か?相場比較と優遇疑惑の真相を追う

衆院赤坂宿舎の家賃はなぜ格安か?相場比較と優遇疑惑の真相を追う

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永田町界隈には衆議院だけでなく参議院の宿舎も存在します。千代田区紀尾井町にある参議院清水谷議員宿舎との違いを比較すると、規模と建築仕様において赤坂宿舎の突出ぶりが分かります。

清水谷宿舎も衆議院赤坂宿舎と同様に紀尾井町という都心の超一等地にありますが、地上16階建てで総戸数は約56戸と、赤坂(28階建て・300戸)に比べてコンパクトな設計です。清水谷宿舎も完成当初はそのコストや仕様が議論を呼びましたが、赤坂宿舎は規模の大きさゆえに維持運営にかかる総額が桁違いです。

ここで見逃せないのが、税金投入の経緯と問題点です。赤坂宿舎は2007年にPFI(民間資金等活用事業)手法を取り入れて再建されました。建設時の総事業費は数百億円規模にのぼり、現在でも2026年最新の維持管理費として、清掃・警備・設備点検・大規模修繕積立などの名目で毎年多額の公費が注ぎ込まれ続けています。議員から徴収する月額12万円台の使用料収入だけでは共益費や将来の修繕費を賄い切れるはずもなく、実質的な赤字分は国民の血税で補填されている構造です。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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