呉市街地からほど近い宮原地区の「歴史の見える丘」は、旧呉海軍工廠の造船船渠(ドック)を一望できる名所として知られています。ここからの最大の見どころは、昭和15(1940)年に極秘裏で建造された巨大戦艦「大和」が生まれた旧大和建造ドックの大屋根です。
現在も民間造船所(ジャパン マリンユナイテッド呉事業所)として稼働しており、巨大なコンテナ船や商船が建造される様子をリアルタイムで目撃できます。敷地内には戦艦大和の記念碑や正岡子規の句碑が建立されており、往時の呉に思いを馳せながら散策するのに最適です。昼間の活気あるドックの姿はもちろん、夕暮れ時にクレーンのシルエットが茜色の空に浮かび上がる光景は、屈指の絶景スポットとして高い評価を得ています。