じゃがいもの植え付けで失敗しない秘訣!腐敗を防ぎ大豊作にする全手順

じゃがいもの植え付けで失敗しない秘訣!腐敗を防ぎ大豊作にする全手順

じゃがいもの植え付けで失敗しない秘訣!腐敗を防ぎ大豊作にする全手順の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。

下準備を終えた種芋を土に下ろす段階では、ミリ単位・センチ単位の正確な配置が要求されます。新じゃがが形成されるのは「種芋よりも上層の茎(ストロン)」であるという植物構造を理解していないと、重大な収量低下を招きます。

露地栽培における植え付けの深さと株間の適正値は、深さ7〜10センチ、株間30センチ前後です。浅すぎると形成された芋が日光に晒されて緑化(毒素ソラニンの生成)し、深すぎると地温が上がらず萌芽が遅れるうえ、土中の酸欠腐敗を招きます。また、畝間は土寄せ作業のスペースを確保するため60〜70センチを確保するのが定石です。

じゃがいも土作りと元肥の設計では、土壌酸度のコントロールが最重要項目となります。じゃがいもが好む酸度はpH5.5〜6.0の弱酸性です。一般的な野菜作りの感覚で苦土石灰を大量投入すると、土壌が中性に傾き、そうか病菌(Streptomyces属菌)が爆発的に活性化して芋の表面がアバタ状に荒れてしまいます。元肥には完熟堆肥と、チッソ・リン酸・カリが均等(8-8-8など)またはカリ分がやや高めの化成肥料を用います。チッソ過多は「葉ばかり茂って芋がつかない」つるぼけ現象を引き起こすため、控えめな施肥設計を徹底してください。

近年人気のプランター栽培では、深さ30センチ以上の深型容器が必須です。底面に鉢底石を厚めに敷いて排水性を極限まで高め、初期の土はプランターの深さの半分(15センチ程度)にとどめます。成長に合わせて土を足していく「増し土」のスペースを上部に残しておくことが、コンテナ栽培を成功させる唯一の構造的アプローチです。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。