マスクが安いドラッグストア徹底比較!最安箱買いと1枚単価の真実

マスクが安いドラッグストア徹底比較!最安箱買いと1枚単価の真実

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マスクの購入において、多くの消費者が陥りやすいのが「ネット通販で大量買いすれば実店舗より絶対に安い」という思い込みです。大手ECモールの価格データを追跡する価格調査サイトの統計を分析すると、この常識には大きな落とし穴が存在します。

インターネット通販で販売されている100枚〜200枚セットの超低価格マスクは、商品単体では安く見えても、個別配送料が上乗せされているケースや、配送コストを吸収するために極端に薄い資材を使用している事例が散見されます。一方、全国に配送網と店舗網を持つ大手ドラッグストアは、コンテナ単位での大量一括輸送を行うため、物流コストを大幅に抑制できています。

その結果、一般的な3層構造プリーツ不織布マスクの箱買い(50〜60枚)においては、ドラッグストアの店頭PBのほうがECモールの実質単価を下回る逆転現象が頻発しています。

また、品質面での誤解も見過ごせません。「安いドラッグストアマスクはフィルター性能が劣る」と言われることがありますが、主要ドラッグストアが展開するPB商品は、一般財団法人カケンテストセンター等の公的検査機関による試験をクリアし、日本産業規格「JIS T 9001(一般用・医療用マスク)」に適合しているものが大半です。BFE(バクテリア飛沫捕集効率)、PFE(微粒子捕集効率)、VFE(ウイルス飛沫捕集効率)の各99%カットフィルターが標準仕様となっており、安さの理由は「粗悪だから」ではなく「過剰な広告宣伝費をカットしているから」に他なりません。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。