B.B.クィーンズ誕生の引き金となったのは、1990年1月に放映開始されたアニメ『ちびまる子ちゃん』の主題歌制作でした。音楽制作会社ビーイングの創業者である長戸大幸プロデューサーのもと、稀代のヒットメーカー織田哲郎が作曲・編曲を手掛け、原作者のさくらももこが作詞を担当。「タカタカッタ…」「ピーヒャラ」といった奇抜なスキャットと、強烈なファンク・ビートが融合した楽曲は、老若男女を巻き込むメガヒットを記録しました。
バンド名の由来は、アメリカの伝説的ブルースギタリストB.B.キング(B.B. King)とイギリスのロックバンドQueenを掛け合わせたもの。グループ名そのものが、ブラックミュージックと華やかなポップロックの融合を象徴していました。奇抜な衣装とコミカルな振付の裏で鳴っていたのは、超一流プレイヤーたちによる骨太なグルーヴであり、この音楽的ギャップこそが爆発的な支持を生んだ最大の要因です。