トイレの流れが悪い原因は?水位上昇と異音の正体や道具なし解消法

トイレの流れが悪い原因は?水位上昇と異音の正体や道具なし解消法

トイレの流れが悪い原因は?水位上昇と異音の正体や道具なし解消法について知っておくべき 事実を分かりやすく解説いたします。

水を流した直後に便器内の水位がぐっと上がり、時間をかけてゆっくり引いていく現象は、便器の排水口つまり原因として最も典型的なパターンです。本来であれば、排水トラップと呼ばれるS字状の配管をサイフォンの原理で一気に通り抜けるはずの水が、配管の途中で発生した障害物によって行く手を阻まれています。

見逃してはならないのが、完全につまる前段階で現れる「トイレつまり前兆」です。排泄物や紙がスムーズに吸い込まれない、洗浄後に水が溜まる位置が普段より数センチ高い(あるいは逆に極端に低い)、といった違和感はすでに配管の有効断面積が狭まっている証拠といえます。

この段階で絶対にやってはいけないのが、「もう一度流せば押し流せるかもしれない」と連続して洗浄レバーを引く行為です。排水路が塞がれている状態でタンク内の水(約4〜6リットル)をさらに流し込めば、許容量を超えた汚水が行き場を失い、便器の外へ一気に溢れ出します。流れの悪さを感知したら、まずは止水栓をマイナスドライバーなどで閉め、これ以上水が供給されない状態を確保するのが鉄則です。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。