間下このみの公式ブログに迫る現在地|難病克服と家族の歩み2026

間下このみの公式ブログに迫る現在地|難病克服と家族の歩み2026

間下このみの公式ブログに迫る現在地|難病克服と家族の歩み2026に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

人生の大きな転機が訪れたのは、2006年の結婚直後でした。待望の第1子を妊娠するものの、妊娠6か月で胎児の心拍が停止し、死産という耐え難い悲劇に見舞われます。失意のどん底のなか、詳細な血液検査によって判明した病名が、国が指定する難病(特定疾患)のひとつである「抗リン脂質抗体症候群」でした。

この疾患は、血液中に自己抗体(リン脂質に対する抗体)が作られ、血管内で血栓が生じやすくなる自己免疫疾患です。胎盤の毛細血管に血栓が詰まることで胎児に酸素や栄養が届かなくなり、習慣流産や子宮内胎児死亡を引き起こす原因となります。当時の特番インタビューや自身の手記『ママになりたい…―ハイリスク出産を乗り越えて』において、彼女は当時の絶望感と、それでも母になる夢を諦めきれなかった激しい葛藤を赤裸々に告白しています。

2007年、担当医療チームの厳密な管理下で再び妊娠に臨んだ彼女は、1日2回のヘパリン自己注射や低用量アスピリン療法という過酷な抗凝固療法を継続。自らの太ももやお腹に注射針を刺し続ける日々の苦痛、いつまた胎動が止まるかもしれないという極限の恐怖と闘い続けました。そして同年3月、帝王切開により体重約2100グラムの長女を無事出産。奇跡とも呼べる母子の生還劇は、同じ難病や不育症に悩む多くの女性たちに計り知れない勇気を与える契機となりました。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。