需要の抑制とインフラ維持のため、駐車料金の段階的な引き上げも実施された。これにより、一部の格安ツアーバスは都庁周辺を避け、少し離れた代替エリアへと流れ始めている。だが、代わりの受け皿となる場所も限られているのが現状だ。
例えば、明治神宮外苑や代々木公園周辺の駐車場が候補に挙がるが、いずれも新宿中心部からは距離がある。乗客を新宿で降ろした後、バスだけを回送させるコストと時間は馬鹿にならない。旅行会社にとっては、料金が高くとも都庁のスペースを確保する方が、トータルの運行効率としては依然として合理的というジレンマがある。