男子の躍進にスポットが当たりがちだが、女子ナショナルチームの変貌も見逃せない。古賀紗理那らが築き上げた堅守速攻の伝統を受け継ぎつつ、現在の女子代表は「世界最速」と評されるアタックトランジションを武器に世界の強豪を震撼させている。
ラリーが続けば続くほど、日本の勝率は跳ね上がる。粘り強いディグから反撃への切り替え速度は他国を凌駕しており、相手アタッカーにプレッシャーを与え続ける。さらに、次世代を担う10代・20代前半の選手たちが続々と頭角を現し、層の厚さは過去最高レベルに達した。
海外の大型アタッカーに対しても、組織的なリードブロックと精密な位置取りでコースを限定し、床にボールを落とさない。粘り強さと知性が融合したそのプレースタイルは、「見ていて最もエキサイティングなバレーボール」として海外メディアからも絶賛を浴びている。