浅田真央さんとともに日の丸を背負って戦った日本代表メンバー、鈴木明子さんと村上佳菜子さんの演技もまた、観客の心に強く残るものでした。
2大会連続の五輪出場となった鈴木明子さんは、集大成として迎えたフリーで『オペラ座の怪人』を熱演しました。大人の表現力と洗練されたステップシークエンスを武器に、落ち着いた滑りで総合8位入賞を果たしました。競技生活のラストを飾る舞台で、持てる表現力を存分に発揮した姿は多くのファンの涙を誘いました。
初出場となった村上佳菜子さんは、独特の重圧の中でショート・フリーともに持ち前の明るさとダイナミックさを発揮しようと奮闘し、総合12位でフィニッシュしました。思うような結果が出せず悔し涙を流す場面もありましたが、世界のトップスケーターたちと競い合った経験は、その後の彼女のキャリアにおいて大きな糧となりました。