クライマックスとなる最終回では、荒太の獣医師国家試験への挑戦と、研究室の存続危機が描かれます。
数々の動物たちの死や飼い主の葛藤に向き合ってきた荒太は、「ただ病気を治すだけでなく、動物と飼い主の心に最後まで寄り添う獣医師になる」という確固たる信念を抱くようになります。卒業を迎え、それぞれの道へと歩み出す仲間たちの中で、荒太もまた一人前の獣医師としての第一歩を踏み出しました。
サブタイトルにある「勇気のごほうび」とは、困難から逃げずに命と向き合い続けた荒太自身が得た成長であり、荒太を信じて隣を歩み続けたロシナンテが見出した生きる喜びそのものでした。互いをかけがえのない相棒として認め合い、未来へ向かって歩き出すラストシーンは、今見ても色褪せない感動を残しています。