あべけんたさんの名を世に広く知らしめた最大のきっかけは、NHK Eテレの『バリバラ〜障害者のための情報バラエティー〜』です。番組開始当初から出演し、自らを屈託のない笑顔で「ダウン症界のイケメン」と称して登場した姿は、従来の福祉番組が持っていた堅苦しいイメージを鮮やかに覆しました。
おしゃれなスーツやカジュアルファッションを着こなし、恋愛や仕事、日々の悩みについて本音で語る姿は視聴者の心を掴みました。障害をタブー視させず、時に笑いに変えながらも当事者としてのリアルな声をまっすぐに届ける姿勢は、福祉・エンターテインメント双方の分野から極めて高い評価を得ています。