「平民宰相」原敬暗殺の真相と本格政党内閣が残した新事実の全貌

「平民宰相」原敬暗殺の真相と本格政党内閣が残した新事実の全貌

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1921年11月4日、乗車券売場前で刺殺された東京駅暗殺事件。犯行に及んだのは、大塚駅の乗務員であった青年・中岡艮一だった。なぜ一人の青年が、時の首相を狙撃・刺殺するに至ったのか。その背後には、当時のメディアや野党勢力による激しい原内閣批判と、右翼思想の浸透があった。

中岡艮一は取り調べに対し、政治の腐敗や社会の不平等に対する鬱屈した憤りを語っている。個人の単独犯行として処理されたものの、言論の暴力と政治的過激主義が結びついた構造は、現代社会における政治テロの構図と不気味なほど重なり合う。一人の首相の死は、開花しかけた日本の民主主義に決定的な陰りを落とした。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。