西友大森店を語るうえで絶対に外せないのが、5階に居を構える「キネカ大森」だ。1984年、日本初のシネコン先駆け的ミニシアターとして誕生したこの映画館は、映画ファンの聖地として全国的に知られている。二本立て興行の「名画座主義」を守りつつ、最新のアート系作品から邦画の隠れた名作までを絶妙なセレクトで上映。映画を観たあとにそのまま下のフロアで買い物をして帰るという、大森ならではの文化的生活スタイルがここには定着している。
さらに、専門店街にはファストファッションブランドや100円ショップ、大型書店など、日々の暮らしを豊かにするテナントがずらりと並ぶ。総合スーパーとしての利便性と、個性の光る専門店街が見事なシナジーを生み出している点こそ、他の競合店にはない独自の強みだ。