Googleマップや医療系ポータルサイト、SNSにおける評判や口コミを精査すると、評価が二極化している実態が浮かび上がります。
低評価をつけている投稿の約7割は「予約していたのに1時間以上待たされた」「初診で行ったら受付の対応が事務的だった」「医師の説明が専門的で冷たく感じた」といった外来窓口での待ち時間や接遇面に対する不満に集中しています。一方で、高評価をつけているレビューの多くは「家族が心筋梗塞で運ばれたが、救命救急センターの迅速な処置で一命を取り留めた」「がんの手術で各科の専門医がチームで対応してくれた」「ドクターヘリの迅速な搬送に命を救われた」といった高度医療や救命対応への深い感謝です。
この極端な評価の乖離は、病院側の能力不足ではなく「利用者が期待する役割」と「病院が果たすべき本来の機能」のミスマッチによって引き起こされています。同院の医師や医療スタッフは、重篤患者の緊急処置や難治性疾患の手術を多数抱えています。そのため、町医者のような親身でアットホームな日常健康相談を期待して受診すると、システマチックでスピード重視の診療スタイルに違和感を抱いてしまうのです。
受診前には、病院公式サイト等で公開されている診療科と医師一覧をチェックし、自分が受けるべき検査や担当医の専門領域(循環器、消化器、呼吸器、脳神経外科など)をあらかじめ把握しておくことで、コミュニケーションの食い違いを防ぐことが可能です。