配信シーンの拡大とともに、SNSや掲示板、配信チャット欄におけるファンの行動様式にも大きな変化が生じています。ネットの反応と評判を調査すると、同接数そのものが配信者のステータスとして過度に神聖視される「同接信仰」とも呼ぶべき現象が顕在化しています。
X(旧Twitter)や5ちゃんねる等のコミュニティでは、日夜各配信枠の同接ログ画像が共有され、「同接〇万人突破」「前週比で勢い急上昇」といった話題がファン同士の誇りとして語られます。熱心なリスナーの手記や配信者自身の振り返り配信では、「視聴者数が増えることでチャットの熱狂が加速し、配信者もアドレナリンが出て最高のパフォーマンスができる」という好循環が語られる一方で、数字の上下に一喜一憂するプレッシャーへの苦悩も吐露されています。
視聴者がリアルタイムで「歴史的瞬間」を共有している感覚を得られる点はライブ配信の最大の醍醐味ですが、数字の多寡だけでコンテンツの面白さを一面的にジャッジしてしまう風潮には、配信者・視聴者双方から懸念の声も上がっています。