エベレスト「虹の谷」に遺体が残る理由は?回収できない衝撃の真相を徹底解説

エベレスト「虹の谷」に遺体が残る理由は?回収できない衝撃の真相を徹底解説

エベレスト「虹の谷」に遺体が残る理由は?回収できない衝撃の真相を徹底解説に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

エベレストのノーマルルート、特に標高8,300m付近から山頂へ続く北稜や南東稜直下の斜面には、滑落した登山者や力尽きた遭難者が折り重なるように眠る窪地が存在します。ここが山岳界で「虹の谷(Rainbow Valley)」と呼ばれる禁断の地です。

この美しい名前の由来は、決して自然現象の虹が見えるからではありません。極限の寒冷地では有機物の腐敗が進まないため、遭難者が身につけていた赤、青、黄色、蛍光グリーンといった極彩色のダウンジャケットや登山ギア、酸素ボンベが何年経っても色あせることなく氷雪の中に残されます。その散乱した無数のウェアが遠目から鮮やかな「虹」のように見えることから、登山者たちの間で恐れと自嘲を込めてそう呼ばれるようになりました。

公式発表資料やヒマラヤン・データベースの記録によると、エベレストではこれまでに330人以上が命を落としており、そのうち約200体以上の遺体が今も山上に残されていると推定されています。虹の谷は、その過酷な現実が最も凝縮された現場なのです。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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