SNSやネット掲示板で定期的に話題となるのが、「フライドチキンの中心が赤かった」「生焼けではないか」という投稿です。食品安全の観点からこの噂の真偽を検証します。
結論から述べると、ローソンのホットスナックが生のまま提供される可能性は構造上ほぼありません。Lチキなどの商品は、提携工場で成形された後にスチーム加熱やフライ処理によって中心温度が85℃以上になるまで完全に加熱殺菌されています。店舗のフライヤーで行われている作業は「生の肉を揚げる」ことではなく、「冷凍状態の加熱済みチキンを規定の温度とタイマーで再加熱・クリスピー化する」プロセスです。
肉が赤く見える原因の多くは、骨の周りの血管に含まれるヘモグロビンや筋肉中のミオグロビンという色素が、熱や調味料の成分と反応してピンク色に残る現象(ピンキング現象)です。食品衛生法に基づく検査でも菌は検出されず、安全性に問題はありません。
また、タイ産鶏肉の安全性についても、日本の農林水産省および厚生労働省が現地査察を実施し、指定された認可工場からの輸入のみが許可されています。抗生物質の残留検査や動物検疫も厳格に行われており、過度な不安を抱く必要はありません。