座席を確保できるか否かを大きく左右するのが「どの号車に並ぶか」という位置選定です。10両編成で運行される京浜東北線において、全車両に均等に人が集まるわけではありません。
蒲田駅の中央改札口および南口改札へ通じる階段・エスカレーターは、ホーム中程の5号車・6号車・7号車付近に集中しています。このため、改札からホームへ駆け上がってきた乗客が自然と吸い寄せられ、中央車両の待機列は両端車両の1.5倍から2倍近くまで膨れ上がります。ここに並んでしまうと、1本見送ったとしても着席が危うくなるケースが頻発します。
狙い目となるのは、明確に階段から離れた両端の号車です。
大森・品川寄りとなる9号車・10号車は、降車駅での出口位置にもよりますが、蒲田駅時点での整列人数が比較的落ち着いています。また、川崎・横浜寄りとなる1号車・2号車も改札から遠いため歩行距離が伸びるものの、その分ライバルが分散します。階段付近の混雑を尻目にホーム端へ2分余計に歩くだけで、着席の成功率は格段に跳ね上がります。