休日の午前10時を過ぎると、中央門前の駐車場は瞬く間に満車へと近づく。だが、この混雑を鮮やかにすり抜ける裏技が存在する。多くの来園者が吸い寄せられるようにメインゲートへ向かうのを尻目に、敷地東側の東門、あるいは自然史博物館側に直結するゲートを起点に選ぶことだ。開園と同時にまず最も奥に位置する極地動物エリアを目指し、反時計回りに進む。これだけで、正午前後に発生する人気展示前の人だかりをほぼ完全に回避できる。
現在展開されているリニューアルエリアでは、従来の檻越しに眺める構造が完全に過去のものとなった。ガラスの厚みを感じさせない水中トンネルや、動物の目線と同じ高さに張り巡らされたキャノピーウォークによって、ホッキョクグマの豪快なダイブやアジアゾウの群れが起こす地響きを肌で体感できる。食事時のレストラン混雑を避けるなら、11時前の早めの時間帯に展望レストランを確保するか、植物園エリアの緑に囲まれたベンチでテイクアウトを利用するのが賢明な選択だ。さらに今シーズン限定で開催されている飼育員同行のバックヤードガイドツアーは、事前予約開始から数分で枠が埋まる人気ぶりを見せている。