近代的な駅前の喧騒から少し離れると、歴史と文化が静かに息づく古き良き街並みが現れる。その象徴とも言えるのが竹鼻別院だ。樹齢300年を超えると言われる県指定天然記念物の藤は、春になると藤棚いっぱいに淡い紫色の花を咲かせ、訪れる人々を魅了する。
現地取材を重ねる中で見えてきたのは、ガイドブックには載りきらない穴場スポットの多さだ。歴史ある造り酒屋や、伝統的な和菓子を味わえる老舗、美濃竹鼻の歴史ある町家を活用したクラフトショップなど、歩けば歩くほど味わい深い発見がある。新幹線を降りて数分でタイムスリップしたかのような情緒を味わえるのは、このエリアならではの贅沢と言えるだろう。