つげの木剪定で枯らす原因とは?プロが教える時期と綺麗な玉造りの秘訣

つげの木剪定で枯らす原因とは?プロが教える時期と綺麗な玉造りの秘訣

つげの木剪定で枯らす原因とは?プロが教える時期と綺麗な玉造りの秘訣の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点でまとめました。

庭先で一般的に「つげ」と呼ばれる木には、モチノキ科の「イヌツゲ」と、ツゲ科の「本ツゲ(アサクラツゲなど)」の2種類が存在します。庭木として広く普及しているイヌツゲの剪定方法では、丸く仕立てる「玉造り」やフラットな「生垣」など、刈り込み鋏を使った造形美が重視されます。

均一で美しいラインを出すためのつげの木刈り込みのコツは、道具の扱い方と作業手順にあります。

【失敗しない刈り込みの基本ステップ】
1. 道具の刃を研ぐ:切れ味の鈍い刈込鋏を使うと、切断面が潰れて茶色く変色する原因になります。
2. 上から下、奥から手前へ:重力に従って切り落とした枝葉が下に落ちるため、頭頂部から側面へと刈り進めるのが基本です。
3. 遠目から全体を確認する:手元ばかりを見ていると凹凸ができやすくなります。数回鋏を入れるごとに2〜3歩下がり、全体のシルエットを確かめます。

シンボルツリーとして人気の高いつげの木玉造り作り方では、最初に球体の「中心」を意識し、円周の最も出っ張る部分(赤道ライン)を決めてから、上下を少しずつ丸く削り落としていくのがセオリーです。一気に削ろうとせず、撫でるように少しずつ刃を滑らせることで、滑らかな曲面が完成します。

また、刈り込みと同時に必ず行いたいのがつげの木の透かし剪定です。外側の葉だけを刈り揃え続けていると、内側の小枝が過密状態になり光が遮断されます。剪定ばさみを使い、混み合った不要枝(立ち枝・逆さ枝・枯れ枝)を根元から間引き、木の内側まで木漏れ日と風が通り抜ける空間を作ることが、何年経っても枯れ込まない極意です。

清水 千尋
著者

清水 千尋

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。