ボトルを選ぶ際によく目にする「シングルモルト」と「ブレンデッド」という表記。この2つの違いを把握することも、スコッチを楽しむ重要度の高い鍵となります。「シングルモルトウイスキー」は、単一の蒸留所で大麦麦芽(モルト)のみを原料として造られるお酒です。蒸留所ごとのこだわりや風土がそのまま液体の個性として表れるため、エッジの効いた味わいを楽しみたい方に最適です。
一方の「ブレンデッドウイスキー」は、複数の蒸留所のモルトウイスキーと、トウモロコシなどを原料とするグレーンウイスキーを巧みに調合したものです。19世紀、商人ジョン・ウォーカーが個性の強いモルトをブレンドし、飲みやすくブレのない高品質な味わいを作り出したことが、現代のグローバルマーケットにおける爆発的普及の原点となりました。ブレンダーの職人技(ブレンディング技術)が生み出す調和のとれた味わいは、ハイボールや水割りでも崩れにくい完成度を誇ります。