川沿いの細い路地を進むと、真っ白な外観とガラス張りのモダンな造りが一際目を引く。「アラビカ京都 嵐山店舗プロジェクト」として立ち上がったこの店舗は、京都の伝統的な景観の中に現代的なミニマリズムを見事に入着させた。目の前に悠然と流れる桂川と、その奥に佇む渡月橋。この借景を最大限に活かした建築設計は、日本国内にとどまらず世界的な評価を獲得している。
店舗のガラス越しに広がる風景は、まるで四季折々の日本画をフレームに切り取ったかのようだ。世界中を旅してきたオーナーが描いた「シンプルで無駄のない美しさ」というビジョンが、嵐山という歴史的背景と見事に共鳴している。