日本のアイドル産業全体が再定義を迫られる中、彼らが所属するSTARTO ENTERTAINMENTと、音楽面を支えるストームレーベルズ(旧ジェイ・ストーム)の連携は新たなフェーズに入っている。かつて主流だった「テレビ露出による圧倒的知名度の獲得」から、「音楽性とクリエイティブの質の向上」へと明確に舵が切られた。
J-POPシーンにおけるHey! Say! JUMPの立ち位置も劇的に変化している。王道のキラキラしたポップスを基盤にしつつも、気鋭のクリエイター陣を起用した高度なトラックメイクや、緻密に構成されたフォーメーションダンスを取り入れ、大人のダンスボーカルグループとしての評価を確立した。メンバーの脱退によって生じた空白は、残された8人の表現力と技術の底上げによって完全に埋め合わされている。