それにしても、なぜ立川でこれほどまでに昼飲み文化が花開いているのだろうか。背景には、現代の多様化した働き方と賢い消費スタイルがある。
「夜の飲み会は出費がかさむが、昼なら2,000円以内で十分に酔えてリフレッシュできる」という層が増加した。さらに、立川は中央線・南武線・多摩都市モノレールが交差するターミナル駅。近隣の昭和記念公園やショッピングエリア帰りの人々が自然と集まる立地ゆえ、昼営業の需要が極めて高い。各店が競い合う結果、価格競合が起きて質の高い料理が安く提供されるという、酒飲みにとって理想的な好循環が生まれているのだ。