ここでは、各時代を彩りながらも現代では「通じない危険性」が高い代表的な死語を総括する。自分の日常会話に紛れ込んでいないか、ぜひ点検してみてほしい。
【昭和・バブル期】景気と熱狂が生み出した遺物
・花金(はなきん):金曜日の夜を楽しむ言葉。現代では「金晩」「週末」が自然。
・アッシー君・メッシー君:送り迎えや食事を奢らせる都合のいい男性。価値観そのものが過去のものに。
・イタ飯(いためし):イタリア料理の略称。現代で使うと確実に昭和認定を受ける。
・ギロッポン/ザギン:六本木や銀座を逆から呼ぶ業界用語風の言い回し。
・ナウい・マブい:流行に乗っている、あるいは美しい状態を指す典型的な昭和表現。
【平成期】ギャル文化と携帯電話の普及が産んだ略語の嵐
・チョベリバ/チョベリグ:「超ベリーバッド(グッド)」の略。平成初期のギャル語の象徴。
・MK5:「マジで切れる5秒前」の略称。アルファベット略語の先駆け。
・写メ(写メール):画像をスマホで共有する行為全般を指して今も使われがちだが、若い世代は単に「写真」「画像送って」と言う。
・バリバリ・イケイケ:勢いがある様子。ビジネスシーンで使うと途端に漂う平成臭。
・ゲッツ:お笑い発のフレーズ。日常の合図で使うと痛々しい空気が流れる。
【令和初期】わずか数年で賞味期限を迎えたデジタルスラング
・ぴえん:泣いている様子を表す擬態語。大流行からわずか数年で「すでに古い」と認識される代表格。
・きまずい(独特の抑揚をつける言い回し):ショート動画発の流行語も、半年スパンで陳腐化。
・〇〇しか勝たん:称賛を表す構文だが、過度な乱用によりすでに一過性のブームを脱している。