SNSでの拡散と並行して、爆笑イラストが人々の生活に根付く大きなきっかけとなったのがLINEスタンプの存在だ。一見すると意味不明なシュールなキャラクターや、煽り性能の高いテキストを添えたスタンプは、親しい友人との会話を彩るツールとして爆発的に普及した。
文脈を問わずに送れる「使い勝手の良さ」と、受け取った側が思わず笑顔になってしまう絶妙な脱力感。こうしたスタンプ発のキャラクターが人気を獲得し、海外のユーザーにまで広がるケースも増えている。言語を超えた視覚的な笑いは、国境を越えるハードルが極めて低い。
日常のコミュニケーションツールに「笑い」が溶け込むことで、クリエイターとファンの距離感はより密接になった。画面上のイラストを見るだけでなく、自分自身の感情を代弁するアイコンとして使用する体験が、作品への愛着をより一層深いものにしている。