ビジュアルを武器にするキャリアといえば、かつてはランウェイを歩くモデルかスクリーンに映る役者と相場が決まっていた。しかし、現在の市場構造は大きく異なる。最も急成長を遂げているのが、ハイエンド層をターゲットにしたVIP専任クライアントパートナーや、グローバル向けライブコマースのメインプレゼンターだ。特に海外向けECにおける実演販売者や最高級ホテル・カード会社のコンシェルジュ部門では、清潔感と圧倒的なビジュアルを誇る男性の需要が激増。年収が1000万円を軽々と超えるケースも珍しくない。
さらに、AIアバターのモーションキャプチャー演技やデジタルツインの基盤となるフェイシャルモデルとしての契約など、テクノロジーの最前線でも「顔」の権利ビジネスが成立している。これらの求人は一般的な求人サイトに並ぶことはまずない。高級メンズサロンや会員制美容クリニックとの提携ルート、あるいは非公開のスカウト型Talent Poolネットワークを通じた独占案件が主流だ。ビジュアルの美しさに加え、洗練された立ち振る舞いと即応力を持つことが、こうした高額案件を掴み取る最低条件となっている。