ネット上のQ&AサイトやSNSで頻繁に交わされるのが、「そもそも婚約指輪は本当に必要なのか」という議論です。ブライダル市場の調査によると、結婚指輪と婚約指輪をどっちも買う割合は約60%〜68%で推移しており、約3組に1組は「婚約指輪を購入しない」という選択をしています。
では、なぜ婚約指輪を購入しないカップルがいるのでしょうか。主な婚約指輪がいらない理由として上位に挙がるのは以下の要素です。
- 実用性の問題:「ダイヤの立て爪が服やストッキングに引っ掛かる」「職場に着けていけない」といった婚約指輪が普段使いできない理由から、購入してもタンスの肥やしになる懸念がある。
- 経済的合理性:新居の敷金・礼金、引越し費用、ハネムーンや将来の資産形成に回したいという現実的な優先順位。
- ジュエリーへの興味:普段から指輪やアクセサリーを身につける習慣がなく、高価な宝飾品を所持すること自体に緊張やストレスを感じる。
一方で、婚約指輪のダイヤなし・ありの比較を検討する層も現れています。ダイヤモンドの代わりに誕生石(サファイアやエメラルド)を選んだり、あえてセンターストーンを置かずに地金のエタニティリング仕立てにして日常の引っ掛かりをなくすなど、形骸化したしきたりにとらわれない柔軟なアプローチが支持されています。
「買って後悔した」という声のほとんどは、「高価なものを買ってもらったのに、年に1〜2回しか出番がない罪悪感」に起因しています。この課題を解決する手段として注目されているのが、結婚指輪との日常的な組み合わせです。