Q1:骨切り手術で顔を小さくすれば、小顔ローラーやハイフ(HIFU)をしなくても一生たるみませんか?
A1:全くの誤解です。骨切り手術は骨の体積を小さくしますが、表面を覆う皮膚や脂肪の量は変わりません。むしろ骨という支柱が小さくなるため、術前よりも皮膚が余り、術後にたるみが生じやすくなります。加齢による靭帯の緩みも加わるため、術後数年〜十数年単位で見れば、定期的なHIFUやスレッドリフト、場合によっては切開フェイスリフトなどの継続的なメンテナンスが必要になるケースが一般的です。
Q2:顎変形症の診断を受けて保険で手術を受けたいのですが、美容外科で受けることはできますか?
A2:一般的な自由診療の美容外科クリニックでは、健康保険を用いた顎変形症手術は受けられません。健康保険を適用するためには、国から指定を受けた「自立支援医療機関」や「顎口腔機能診断施設」である大学病院や総合病院の形成外科・口腔外科、および連携する指定矯正歯科を受診する必要があります。
Q3:術後のプレートは必ず抜去(プレート除去手術)しなければいけないのですか?
A3:チタン製のプレートは生体親和性が高く、生涯体内に留置しても医学的に無害とされています。しかし、感染症のリスク、将来的な画像検査(MRI等)でのアーチファクト(画像の乱れ)、皮膚の薄い部位でプレートが透けて触れるなどの理由から、術後半年〜1年半程度の骨が完全に癒合した段階で抜去手術を行うことが推奨されるケースが多いです。抜去するか否かは、主治医と事前によく相談して決定する必要があります。