契約社員の無期雇用は損?2026年に露呈する正社員との待遇格差と企業の本音

契約社員の無期雇用は損?2026年に露呈する正社員との待遇格差と企業の本音

契約社員の無期雇用は損?2026年に露呈する正社員との待遇格差と企業の本音の真相について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

2026年の春季生活闘争(春闘)において、主要な労働組合グループは従来の賃上げ要求に加え、「無期転換労働者の処遇改善」を重点項目に掲げた。かつて組合の最大の関心事は「いかに雇い止めを防ぐか」であったが、今や議論の中心は「いかに正社員との待遇差を縮めるか」へと完全に切り替わっている。

金属や電機、サービスなどの産業別組合では、同一価値労働同一賃金の原則に基づき、無期契約社員への退職金制度導入や手当の共通化を求める要求が相次いだ。経営側も人手不足の深刻化を背景に完全な無視はできなくなっているものの、「正社員並みの待遇を適用すれば人件費が破綻する」との防衛策を崩していない。双方の主張は平行線をたどり、労使交渉の場は熱を帯びている。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。