SNSや医療相談プラットフォームに寄せられる投稿を分析すると、「発熱はおさまったのに、仕事に復帰した途端に前頭部 ズキズキ 痛い状態がぶり返した」「画面を見ているだけで眉間の奥 痛み コロナの影響かクラクラする」といった声が極めて多く見受けられます。
特に深刻なのが、市販の鎮痛薬に対する反応の鈍さです。多くの患者が「コロナ頭痛 ロキソニン 効かない」と訴えて服薬量を増やしてしまうケースが後を絶ちません。臨床現場の医師らによると、急性期のウイルス増殖に伴う炎症痛であればNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)が著効するものの、感染後に残る頭痛は「中枢感作(痛みのシグナル伝達系が過敏になった状態)」や「自律神経の失調」が主因となっている場合が多く、通常の解熱鎮痛薬ではブロックしきれないのが実情です。
薬が効かないからと月に10日以上鎮痛薬を飲み続けると、「薬剤乱用頭痛(MOH)」を誘発し、かえって痛みの閾値を下げてしまう危険性があります。痛みが抜けないときこそ、薬の追加服用ではなく痛みの本質的な発生源を見極める作業が欠かせません。